スマブラSPのベクトル変更を詳しく調べていると、一つ疑問に思うことがあった。
それは、ベク変の角度変更において、最大効果となる90°を超えてスティックを入力した場合どうなるのか?ということだ。
角度変更が最大になるのは、吹っ飛び方向から上下90°で、最大で18°角度変更ができる。

では、角度変更が最大になるふっ飛び方向から90°以降である、例えば100°とかに入れたらどうなるのか?
疑問に思ったきっかけは、ベク変の解説されてる記事や動画などで、横方向へ撃墜するワザ(30 ~ 50°程度)のような、よくある横スマなんかのベクトル変更の最適解は内側真横か内下と言っている。
しかし、例えば右上45°にふっ飛ばされた場合、角度変更の最大である上方向への90°は左上である。
だが、最適解の真左は吹っ飛び方向から135°であり、90度を大きく超えている。
これでは角度変更されないのではないか?
また、真横ということは、速度変更の方も影響を受けない。
ベク変の速度変更の入力は
・真横:変更無し
・真上:速度増最大
・真下:速度減最大
真横から上下に向かって徐々に速度増減していく仕様だ。
なので、左上に入れると角度変更は最大になるが、同時に速度も上昇してしまうので、撃墜が早まる可能性がある。
最適解である真左は90°も超えているし、速度変更もしないなら意味ないんじゃ?と思ったのです。
しかし、大手サイトや有名な人も言っているので間違いではないはず。
ってか、実際にトレモでやったら撃墜までの距離が伸びたので、やはり間違いないはず。
そこで更に詳しく調べました。
90°以降も角度変更されるっぽい
まず、速度変更の方は真横が変更しないのは間違いないっぽい。
ということは、角度変更の方になる。
どこを調べても、角度変更は吹っ飛び角度から90°への入力が最大なのは書いてあるが、90°以降がどうなるのかは書いてない。
まじでどこにも書いてないので、自分で適当に調べてみました。
私の適当な検証の結果、角度変更の入力は、吹っ飛び方向から最大である90°まで徐々に上昇していき、90°から180°に向かって徐々に減少していき、180度で0になるという結果になりました。
↓は真右0°がふっ飛ばし方向

だから、さっきの右上45°にふっ飛ばされる時は真左か左下が最適解ってやつの場合、真左は135°なので多少は上に角度変更されるということ。
左下は180°なので角度変更はしないが、半分より下なので速度変更が効くようになり、多少ふっ飛び速度が弱まるということだ。
どちらが良いかは撃墜ラインからの距離による。
上までの距離がある場合は、上に変更して撃墜までの距離を伸ばした方が良いが、遠い場合は上に変更しすぎると上撃墜になってしまうので、角度は変更しないで速度を減少させる方にしたほうが良い場合もある。

結局どうすれば良い?
まず、速度が上昇しちゃうから、スティックを真横から上側に入れることはないと思う。
ほとんどの撃墜技が真上から斜め上なので、ここら辺はある程度慣れたほうが良いかも。
基本は左右の上角に飛んでいくようにする。
同じ技でも当たる位置によって角までの距離が変わることも覚えよう。
飛んだ位置より右上に角がある場合は、速度上昇しないで最大限上方向への角度変更ができる真左に入れる。
丁度右上角に飛んだ場合、左下に入れれば角度変更はされずに速度を遅くできる。
真右に飛ばされた場合も左下に入れれば速度が遅くなって、下に角度変更される。
復帰が弱いキャラは結局戻れないかもしれない。
次はややっこしい上方向へのふっ飛び。
ちなみに、65°から115°の上方向へのふっ飛びは速度変更が効かないという仕様がある。

だから、速度最大減速させようと真下に入力しても何も効果はない。
上投げなどほぼ真上にふっ飛ばされた場合は、真左か真右に入力して角度変更を最大にするのが正解です。
ちなみに、元のふっ飛び方向が65°以上でも、角度変更して65°を下回る場合速度変更が効くようになります。
例えば、ケンの昇竜拳やガノンのDAのような少し斜め右(70°付近)にふっ飛ぶ技の場合、角度変更で65°を下回るので、真横ではなく右下に入力することで角度変更と速度変更の両方を効かせることができ、さらに撃墜ラインが伸びます。
全部覚えるのは無理ゲーです。笑
全部じゃないですが、ここに撃墜技のベクトル方向が載っています↓
まとめ
角度変更は90°以降も徐々に弱まっていくが効果はあるっぽい!